──…景色が綺麗なところ
っと言えば、夜景とか…海が見える丘とか?
そんなものを想像していた私は、、
『─…ここって、』
「うん、河川敷…綺麗じゃない?」
『キラキラして…綺麗』
川の水面に該当が反射していて、それがユラユラと揺れて見える。想像していた景色よりずっといい景色に見えるのはきっと、隣に居るのが遊佐くんだからだろう。
「……俺のせいだね」
一緒にバイクを降りて、川を見つめていた遊佐くん。シートに手をついてもたれながら小さく呟いたその言葉の意味が、私にはよく分からなかった
『……なにが?』
なにが、っと尋ねた私を見て遊佐くんはぎこちなく笑ってみせる
「俺のせいだって言っていいんだよ?喧嘩した同じ学校の女って…どーせ俺の元カノでしょ」
……まぁ、バレるよね
「蓮水さん…何されたの?叩かれたりした?」
『ううん、ちょっと髪の毛をっ、』
っておい、私!なに遊佐くんに告げ口しようとしてるんだよっ!!
「髪の毛…掴まれた?引っ張られたりしたの」
遊佐くんはそっと私に手を伸ばすと、優しく髪を撫でてくれた



