「………蓮水さん、塾サボって何してんの」
ポンポンって、いつものように頭に手を乗せられると…それだけで泣きそうになってくる
『………ちょっと、喧嘩』
自分から、須藤さんのことを告げ口するようなことはしたくなくて…喧嘩なんて言い方をしたけど、、
「……蓮水さんの口から"喧嘩"なんて言葉、聞きたくない。そーいうのは俺が引き受けるから、蓮水さんは何もしなくていーんだよ」
………遊佐くん、
「今までだって、そうしてきたから─…」
いま、誰の話…してるの?
私は遊佐くんに"喧嘩"を引き受けてもらったことなんてない。遊佐くんが喧嘩をして欲しくない蓮水さんは…私じゃないよね…?
「……蓮水さん?どうしたの?」
言えるわけない。遊佐くんはいま誰の話をしてるの…なんて、聞けるわけないじゃん。
───その時、
「…何してんだよっ。自分から敵をつくるようなこと、すんなって言ったよな?藍ちゃんが約束を破る女だとは思わなかった」
少し離れたところで言い争っている、私を助けてくれた"藍ちゃん"とその…彼氏さんの会話が聞こえてきた。
……私のせいで、藍ちゃんが彼氏に勘違いをされているっ、、



