#遊佐くんの攻略法が知りたい【完】



「ねぇ、まだ私がいい人に見える…?京志郎と関わるってことがどーいうことなのか、分かってないみたいだから─…教えてあげるよ。」




一台の車がコンビニに入ってきて…その助手席に座る男性が先程の須藤さんの彼氏にとても似ていて、、これはマズいな…っと思った時、須藤さんに髪の毛を思い切り掴まれた




「──…知ってる?京志郎って、仁菜ちゃんが思ってるよりずっと…悪い男だよ?」




そんなことっ、須藤さんに言われても…私は私が知ってる遊佐くんのことを信じるだけだよ!




須藤さんの手から逃れようと、身体をよじった時だった─…




「…何してるの?辞めなよ、警察呼ぼうか?」




警察…っというワードが出てきた瞬間に、パッと私から離れた須藤さんの手。慌てて声の主のほうを振り返ってみるけど、そこに居たのは同い年くらいの…他校の制服を着た女の子が一人




彼女は私を守るようにして前に立ち、須藤さんに威嚇するような素振りをみせる





───誰だろうっ、、




「……は?アンタ誰?ただの喧嘩だから、部外者は黙ってて」



「ただの喧嘩にしては度が過ぎてない?髪の毛を掴む必要なんてないよね?…同じこと、しようか?」




須藤さんに向かって、手をあげた彼女は…直前で迷ったのか動きを止めて固まってしまった。次の瞬間、須藤さんがその女の子の顔を平手打ちした。