『い、いやいやいやっ!!それはさすがにっ』
「うん…出来ねーから、ここで聞いてる」
ここ…っと言って私の肩に寄りかかり続ける遊佐くん。あの…本当に総長さんですか?
なんでこんな甘々なのっ?!クールで冷酷な時との差が激しすぎてしんどいんですけど!
「蓮水さん、今日の放課後ヒマ?」
『………今日は塾です』
「塾って、何時まで?」
『22時です』
「………遅いな」
塾…って言わなかったら、なんて言われてたのかな?もしかしてっ…デートのお誘いっ、
「─…俺の好きな蓮水さんに会わせてあげよーと思ったけど、また次回だね」
───なんだって?!!
蓮水さんって…あの蓮水さん?!
遊佐くんが好きな、、蓮水さんのこと?!
『……塾、休もうかな』
「それはダメ─…また次の機会にね」
ポンポン…って、私の頭を撫でる遊佐くんの手が心地よくて─…勘違いしそうになる。
私は遊佐くんの彼女なんかじゃないのに…大切にされているのでは?なんて、勘違いをしそうになる。



