『……………な、なにこれっ?!』
遊佐くんと共に学校の裏門まで来た時…目の前に広がった光景に息を飲んだ
───ヤンキーの乗り物っ!!!
改造されていると思われるオートバイが無数に停められている。…いや、バイク通学って禁止だよね?!普段裏門なんて使わないから…知らなかった、、
「これ、羽月のバイク。シート着いてるから…体調悪くても乗りやすいかなって思って、、」
私を地面に降ろしてから、一台のバイクを引っ張り出してきた遊佐くん…どうやら先程のオトモダチが投げていたのは"バイクの鍵"だったみたいで、、って。
いやっ…いやいやいやいやっ!!!
この際車種とか乗り心地なんてものはどうでもいいのですよ、遊佐くんっ!!!
『っゆ、ゆゆゆゆ遊佐くんっ?!このバイクは一体、、』
「……うん、遊佐ね?」
『遊佐くんっ!!!』
「今日は早かったね、いつもすぐに名前…呼んでくれないのに」
………私の"遊佐くん呼び"については、いまどーでもいいからっ!!!
『あのっ…今更こんなこと言うの、申し訳ないんだけど、、別にどこも体調悪くないよ?昔から和菓子が苦手で…アレルギーとかそーいうのじゃなくて、、簡単に言ってしまえば─…ただの…好き嫌い。』
よく分からないこのヤンキーカスタムのバイクに乗るくらいなら、全て吐き出して謝罪しようと考えた私。
『──…ごめんなさいっ、』
っと、頭を下げると─…



