『ここに来るの…もう辞めるっ。遊佐くんの中で私は"蓮水さんカテゴリー"なのかも知れないけど…私の中で遊佐くんは"好きな人"だから。好きな人が彼女と一緒に居るところを、隣で見るのは辛いから─…だから、辞める』
下唇をグッと噛んで、泣きそうになるのを必死で堪える。─…耐えろ仁菜、泣くなっ、、
「あーね、そういうこと─…分かった」
──…分かった。
っと、あっさり了承されてしまい…拍子抜けする。私とのお昼の時間なんて結局遊佐くんにとってそこまで重要なことでは無かったんだ。
教室に戻ろうと、立ち上がった時…隣から伸びてきた手に腕を掴まれる
「──って、聞こえたよな?お前教室戻れよ」
私…ではなく、彼女の絵莉さんの方に"戻れ"と言った遊佐くん、、
──…どうしてっ、
「……え…なんでっ、」
さすがに彼女も納得いかなかったのか、すんなり出ていくつもりは無いみたいで─…
「は?何でって…蓮水さんが"辛い"って言ってるからに決まってんだろ」
───遊佐くんっ
それは、ズルいよっ、、



