「好きでもない女と付き合ってる俺のこと、軽蔑しないの?俺は蓮水さんが思ってるよりずっと─…悪い男だよ?」
別に…いいんだ。遊佐くんが悪い人でも、いい。それすらも魅力的に感じる。
『─…だから…期待しちゃうんだよ。次に遊佐くんがフリーになったらその時は、私も彼女になれるのかなって─…そんな風に思ってる私もいい子ではないでしょ?』
──…いい子じゃない、
そう言った私を見て、遊佐くんは不思議そうに首を傾げて、、
「いや、俺…もし今の彼女と別れても、蓮水さんとは付き合わないよ?」
───なんて?
「蓮水さんは別枠─…"蓮水さん"っていうカテゴリーに既に属してるから。彼女にするつもりはない」
『─…っえ…そんなっ、』
「まぁこれ全部、受け売りなんだけど。頭の悪いぶっ飛んだ…前の総長─…じゃなかった、尊敬する俺の先輩が…そういう人だったから。俺も真似してるだけ」
……気のせいかな?今また"長《おさ》"の話しがチラリズムした気がするのですが…気のせいかなぁあ?!!
「だからまぁ…あんまり気にしないでよ。俺の彼女のことは。」
………いや、無理でしょっ?!!
その後すぐに予鈴が鳴ってしまい…遊佐くんとの昼食タイムは終了してしまった。教室に帰るまでの道中で─…
検索
【カテゴリー 蓮水さん とは】
っと…スマホで検索をかけたのは言うまでもないが、、そんなカテゴリーを検索したところで遊佐くんの考えが分かるはずも無く、、
#遊佐くんの攻略法が知りたい
っと、一人裏垢で呟いてしまう私は…今日も遊佐くんのことを─…何も知らない。



