「……あの、遊佐くんっ」
ずっと黙っていた遊佐くんの彼女が口を開いたことにより…遊佐くんの手が私から離れた
「──なに?」
視線だけを彼女に向けた遊佐くん。…いや、冷たすぎる。ほんと…相変わらず、、
「……今日、一緒に帰ろう?」
ギュッと…自身のスカートを握って精一杯のお願いをしている彼女。そんな彼女のお誘いに…しばらく考え込んだ遊佐くんは、、
「…………まぁ…別にいいけど」
っと、承諾したので…彼女は嬉しそうに微笑み遊佐くんにギュッと抱きついた
「嬉しいっ!放課後教室まで行くねっ!」
そう言ってすぐに離れて─…遊佐くんが何か言う前に屋上から出ていってしまった彼女。
また、私の中の黒いモヤモヤが再発する。
ドロドロとどす黒いオーラを放っている私の目の前にガサッとコンビニ袋を置いた遊佐くん
「残り全部、蓮水さんにやるから─…機嫌直してよ」
そう言って、少し困ったような表情を浮かべて私を見つめる。─…いや、ご自分の顔面偏差値をご存知ですか?!そんな瞳で見られたらっ、私みたいな庶民は一瞬で秒殺されてしまいます
───この人、目で人を殺せる人だっ
「─…は?なんで赤くなってんの?」
なんでって、それは遊佐くんがっ、、!!!



