「……俺のパン、半分あげる」
お口に合わなかったのか、一口しかかじっていないソーセージが乗ったパンを私の口に押し込んだ遊佐サマ
しかし、瞬時に対応できなくて…上手く噛み付くことが出来ず─…上に乗っかっているソーセージだけ咥えるみたいなかたちになってしまい外側の土台であるパンの部分は地面に落下してしまった
「………ヤラしい食べ方するね、蓮水さん」
何が面白いのか、口角を上げて意地悪く笑った遊佐くん。特にいやらしい食べ方をしたつもりはないのだが、、?
「こら、いつまで咥えてんの。早く食えよ…みんな見てるよ?恥ずかしくねーの?」
謎に─…周囲の不良たちの視線を集めている気がしたので…モグモグと吸い込むようにそれを口に運んで咀嚼した
「蓮水さんって、無垢だよね─…もしかして処女?」
───な、なんてっ?!
ちょ、こんな公共の場でっ!なんて言った?!
「いやぁー…マジで、見てて飽きねぇわ」
ポンポン…って、頭に触れてくれる遊佐くん。─…私をペットか何かと勘違いしてる?



