「それはない。俺だって誰でもいい訳じゃないから。蓮水って苗字に拘ってたのは仁菜に出会ったあの瞬間まで。今はその"蓮水"を早く俺と同じ"遊佐"に塗り替えたくて仕方ねぇの、分かる?」
………遊佐くん…?
それは、まさかっ…っえ、いやそんなっ!!
「"遊佐 仁菜"になる覚悟─…出来てる?」
起死回生っ!!九死に一生っ!千載一遇の大チャンス到来っ?!
『はい、喜んでっ!宜しくお願いします、未来の旦那サマ、遊佐サマ─…京志郎サマ』
きゃあ…下の名前で呼んじゃった、恥ずかしい死ねる詰んだ終わった、、
「……あんまり外で、可愛いこと言わないで」
意外にも、少し頬を赤く染めて照れている遊佐くんが視界に入り…その可愛さに悶絶し、目の前の抹茶ラテをグビグビと勢いよく流し込んだ



