「……まぁ入れば?どーせ抹茶ラテだろ」
「はい、お願いします…あとバニララテも」
カフェの入口のドアを開けて、私を放置して中に入ってしまった遊佐くん。その後を続いて店の中に入ろうとする男性の腕を…咄嗟に掴んでしまった
「……え、なにお前っ」
『あ、あの…つかぬ事をお伺いしますが…もしかして、もしかすると…貴方がっ…は、は、』
「………は?」
『はっ…はははははす、はすみっ、』
「……あぁー…蓮水だけど、何?」
『蓮水さんっ?!!貴方が、蓮水さんなんですか?!!』
店内に響き渡るほどの大音量で叫んだ私に、超絶迷惑そうな表現を浮かべた"蓮水さん"。
遊佐くんの好きな人がまさか─…男性だったとは予想外すぎたっ…いや、別に偏見とかじゃなくて…普通にお二人共美しいですし?!なんの問題もないと思うんですけど、はい。
先程の"彼女"とかいうくだり、必要だった?
普通に"彼氏"って言えば良くね?!!!!



