「俺が辞めるって言ったらさ、めちゃくちゃ反対してきて。いやー…あれは予想外だったわ。説得するのにかなり時間かかって…結局、こんなに待たせてしまった。ごめん、、」
どうして辞めちゃったんだろう。バイク好きだって言ってたし、九条さんのことも彼の周りの人達のことも…尊敬してたよね?
バイクの話をする時の遊佐くんは、とても楽しそうだった。九条さんといる時も…OBの篠宮さんやその彼女のヒカリさんといる時も遊佐くんは楽しそうだったのに、どうして?
「麻斗と日向と…勇牙と。チーム作ろうって約束してたからね。まぁ良く言えば引き抜き?悪く言えば乗り換え?みたいな、そんなところ」
それは……素敵なことだね。辞めるわけじゃないんだ、そっか、それなら良かった。
「それに…総長なんてしてたら、いつまでたっても作れないしね─…彼女。」
………え?それはどういう、、
「ダミーの彼女を用意するのはもう辞めってこと。俺はこれからたった一人の本命の彼女のことだけを大事にしたいって、そう思ってる」
ついに、この瞬間がやって来たのか。
いやぁ…長かったな、前フリ…っあ、いや麻斗くんたちとの出来事を決して軽い問題だと思って"前フリ"だと言ったのではないです!!
ただ…いよいよ死刑宣告されるときが来たのかと思うと…申し訳ないですが他のことは全てどうでも良くなってしまう訳で、、



