『─…ゆ、ゆゆゆさ…遊佐くっ、』
全力で走って屋上に着いた頃には、息があがってしまいまともに言葉が続かなかった
それでも…しばらく拝めて居なかった遊佐くんのご尊顔がこちらを向いて、私のことを視界に入れてくれた瞬間─…
頭の中で花火が打ち上がった
『─…好きですっ』
「…え、ちょっ…いきなり?他に言う事こと」
『大好きですっ!!』
「いや…だからそれ以外に、」
『愛してますっ!!!!』
「……うん、あのさ、」
『結婚してください、お願いしますっ!!』
「ちょっと…一回黙ろうか?」
『ゆさっ─…んんっ、』
一歩近づくごとに愛の告白をするという奇行に走った私を捕獲した遊佐くんにより唇を塞がれその先を伝えることは許されなかった



