二時間目の授業中─…
現代文の授業、先生が黒板に板書をしている最中にスカートのポケットに入れていたスマホがブルルっと震えた。
チラチラと先生の様子を伺いながら、こっそりスマホを手に取り…机の中に手を入れてトーク画面を開く。…誰だろう?お店からの広告とかかな?それともお母さん?いやそれはないよなぁ…って、何気なく新着メッセージのトーク画面を開いた私。
『…………………え、』
割と大きめの声で"え"という単語が口から飛び出した。案の定先生がこちらを振り向いて「蓮水さん?どうかしました?」なんて問いかけてくるがそんなことはもはや、どーでもいいっ!
『っえええぇえ?!!すみません、急用ができたので早退します…さようなら、また明日!』
「っは…蓮水さん?!大丈夫ですかっ?!!」
カバンを引っ掴んで教室を飛び出した私の耳に現代文の先生の叫び声が聞こえたが…今の私には授業や成績よりも最優先事項の用がある
【屋上、5分以内】
"USA"と表示されたアカウントから送られた業務連絡のようなその7文字。それを見た瞬間、弾かれたように身体が動いた
──…遊佐くんに、会える
もうこの際、遊佐くんの好きな人とか、振られるの前提とかどーでもいいっ!ただ私は…遊佐くんに会いたい。どうせ一回振られてる。ならもう一度、お別れを言う前にもう一回、、
好きだって気持ちを、伝えさせて欲しいっ



