「……校則破りは遊佐くんの影響?」
『そーかもね。遊佐くんのおかげで少し自分に自信が持てるようになったのかも』
「……校則違反を自信っていうのかな?」
学校の近くのカフェ、そんな話をしながら二人でメニューをみて各々ドリンクを注文した
「……まず初めに、ごめん。蓮水さんのことを巻き込むつもりは無かったの。これは本当に本当だから、信じて欲しい」
絵莉さんが私に謝ってきたタイミングでドリンクが運ばれてきて、、一度会話が中断する。
その間に色々考えてみたけど、たどり着いた答えはやっぱり一つだけ。
『絵莉さんは…あの、日向って人のことが好きなの?』
なんとなく…そんな気がした。日向さんに言われて従っているように思われた絵莉さんの行動は…"好意"から来ているものではないのか、っと。なんの確証もないけど強いて言うなら…女の勘というやつだ。
絵莉さんは一度目を大きく見開いて─…
「……彼氏だよ、日向くんは私の彼氏」
その衝撃の発言に、ドリンクに刺そうとして手に持っていたストローを机の上に落下させてしまった。
──…彼氏だって?
あの乱暴そうな人がっ…?!!



