『ご、ごめんっ…教室の窓から遊佐くんと藍ちゃんの姿が見えて、思わず、、』
なんだか少し…具合が悪そうな藍ちゃんが気がかりだけど、正直に私がここに来てしまった理由を告げた
「篠宮が…ちょっと今トラブルに巻き込まれてて、それを助けられるのは遊佐くんしか居ないから…ちょっと遊佐くんをお借りしました」
篠宮…って、麻斗くんのことだよね?
なんだ…そういうことだったんだ。そうだよね、遊佐くんと藍ちゃんの間になにかあるわけないよね…私、何考えてるの…遊佐くんを信じるって決めたばかりなのに─…ん?いや、ちょっと待って?!
『っていうか…自転車でここまできたの…?藍ちゃん、走ったりするの苦手じゃなかった?この前も私が手を引いて走った時、辛そうにしてたよね?』
その理由は深くは知らないけど、体質というか…走ったりするのが苦手なのかなって印象を受けるほど、あの時の藍ちゃんは少し走っただけでとても疲労しているように見えたから。



