『……蓮水仁菜は私です。絵莉さんの髪をはなしてあげてください』
日向さんに向かって名乗ると、彼は私の言うことを聞いて絵莉さんを解放してくれた。…話せば分かる人なのかな?
「遊佐の大事な蓮水さんに、こんなに早く会えるとは思わなかったよ」
『遊佐くんが大事にしてる蓮水さんかどうかは知りませんが、私は蓮水仁菜です。なにか用ですか?』
「少し付き合ってよ、何もしないから」
これは…無視しちゃダメなやつ、かな?何もしないから少し付き合って…とは?一体何の目的で、、
「遊佐を呼び出す為の口実になってくれればそれでいいから。一緒に来てよ」
呼び出すも何も…ここで待っていれば遊佐くんの方から来てくれるはずなのですが、、やっぱり遊佐くんに何かあったのかな?
もしかしてこの人の仲間にひどい目にあわされたりしてるの…?!
『遊佐くんは…?どこ…?!』
「それ、こっちのセリフね?」
腕を掴まれてグッと引き寄せられると、全身に鳥肌が立った。こういうことをされたい相手は一人しかいない。遊佐くん意外は、身体が受け付けないんだ



