『あ…あの、証明できた?』
「……ん?なにが?」
『いや…だから、私が遊佐くんを友達なんて思ったことないよって話、』
「あー…それね。うん、知ってるよ。別に言われなくても初めからそんなことは分かってる」
───なんだって?!!
それなら先程のよく分からない選択肢は一体、
「せっかく俺の彼女になれるチャンスだったのに。自分から手放すとは…さすがだね」
『…え?だってダミーの彼女でしょ?それなら今のまま蓮水さんポジでいる方が─…』
「ダミーなんて言った?俺の"本命の彼女"、なりたくないの?」
───本命の、かのじょ?!!
っえ。遊佐くん中に"本命の彼女"なんてポジションありましたっけ?!え…無かったよね?!無かったよなあぁああ?!
「まぁ…今日の塾帰りに寄り道して、答え合わせしよっか?」
『…え?この流れで寄り道の話に戻るの?』
「割と重要な話しだよ?俺の好きな蓮水さんが誰なのか─…いい加減教えてやろうと思って」
あぁ…なんだ、そーいうこと。
そーいえばそうだったな…抹茶ラテのカフェに行くということは…そこでバイトしている遊佐くんの好きな"蓮水さん"に遭遇するという事だ
どうやら私は今夜、改めて失恋するらしい。



