ふぅー…っと、息を吐いてから…今度は思い切り肺に空気を送り込む
「……ん?蓮水さっ、」
遊佐くんの声を無視して、そのまま屋上の端っこまで突っ走った私は─…
『私は、遊佐 京志郎くんのことが…大好きだぁあぁあっ!!』
屋上で遊佐くんへの愛を叫ぶ、1つ目の選択肢を選び…未成年の主張という名の公開処刑を成功させた。
校庭にいる生徒達が私を見上げて…パラパラと拍手を送っている姿が確認できる。…死んだ、色んな意味で詰んだぁぁあ。
顔に熱を帯びてくるのが分かる…普通に恥ずかしい、消えたい。後ろを振り返る勇気がない
「………マジでやるとは思わなかった」
そんな遊佐くんの声が聞こえたので…恐る恐る振り返ると、彼は意外にも少しだけ頬を赤く染めて…それを隠すように口元を手で抑え私から目を背けている
……いや、恥ずかしいのは私なのですが?!!



