「どーせ見るなら、最後まで見てから出て行けよ。ちゃんと拒否ったのに…嘘つき呼ばわりされて、いい気分じゃねぇな」
『そ、そんなのっ…嘘かもしれないし、信じられない!私にはキスをしてるように見えた』
そうだ。それが嘘でも本当でも…私の目にはキスをしているように見えたんだっ
「…別れたよ、アイツと。俺が突き飛ばしたのが許せなかったんだろうね…って、それは証拠にはならない?」
………別れたの?ほんとにっ?!
「うん、振られた。"暴力的な人はイヤだ"って言って…なんなら一発、顔面叩かれたし」
『……信じられない、だって昨日っ』
そこまで言ってハッと自分の口を塞いだ
いや、何どさくさに紛れて遊佐くんに告げ口をしようとしてるんだ、私!落ち着けっ!
「………昨日?なに、昨日なんかあったの?」
『ゆ…遊佐くんにはっ、関係ない、』
「関係なくねぇだろ、昨日何があった?言わねぇなら今ここで…キスするけどいーの?」
なんでっ…?



