『遊佐くんが彼女とキスしてるの…見た』
っと言えば、少しだけ見開かれた遊佐くんの目
ほらね、やっぱり心当たりがあるんでしょ?
『遊佐くんの─…うそつきっ』
もう、キライっ…嘘つきな遊佐くんなんて、キライだよっ。
「あぁ…ね、なるほど。要するに嫉妬ってこと?」
『…そんなんじゃないっ、もう知らない!絵莉さんと一緒にお昼も食べればいいじゃんっ!もう辞めるっ!遊佐くんを好きでいるの、辞めるからっ、』
「そんなこと、俺が許すと思ってんの?」
『遊佐くんの許可なんて要らないっ、遊佐くんは私の彼氏でもなんでもないっ!!』
「そーだね、彼氏ではないね」
この温度差が…悔しいっ…私だけ必死で、遊佐くんは何ともなさそうに余裕な顔をしてるのが凄く…悔しい。



