ウザくアザとい麻斗くん【完】



「藍ちゃんの気持ち知ってて…それを"言わないで"なんて言ってさ、俺ってマジで最低な男だなって自分でも思う」



確かにね、彼女いるのに私にキスをするような人だもんね?最低だよ、ほんと。




「それでも、いつかちゃんと…俺の口から藍ちゃんに先に伝えたかったから。だから言わないでって言ったのにさぁ…言っちゃうんだもんなぁ…藍ちゃんはほんと、悪い子だよね」




だって…仕方ないでしょ?篠宮が真っ直ぐ私の心を震わせるようなことばっかり言ってくるから…こっちだって我慢できなくなるんだよ




「藍ちゃん、俺のために願ってくれたでしょ?三回キスしたら願い事叶うとか言って…俺が遊佐たちと仲直り出来るように…って、祈ってくれたじゃん」




あぁ…そんなこともあったなぁ。あんなことをしなくても、きっと自分たちの力だけで仲直り出来ていただろうけどね。



「あれ、叶ったからさ。次は俺の願い事…一緒に叶えるの手伝ってくれる?」





……あれ?篠宮の願い事って、何だった?


確か願い事というより、誓い宣言的な、、