「え?そうだなぁ…。
なれるかは分からないけど教師かな…」

「教師?」

「うん。小学校の先生とか…。
勉強も子供も好きだし
…そしたらカヤにも色々教えてあげられるし」

ミヤ君は少し照れながらもそう言った。

…ミヤ君は本当に弟想いだな。

「ミヤ君ならなれるよ。
優しいし、勉強の教え方も上手だし
同僚からも生徒からも
凄く好かれる先生になりそう」

私がそう言って
勉強をしながらも微笑んで言えば

「…菜美ちゃんは何になりたいの?」

ミヤ君は持っていたペンを置き
私をじっと見つめて聞いてきた。