ミヤ君の家に着き
私の腕を掴んだまま
ミヤ君は玄関の鍵を開き一緒に中に入ると

扉を閉めたと同時に
私をぎゅっと力強く抱き締めた。

「ミヤ君、あの…」

…お母さんやカヤ君はいないのだろうか。
それが気になり口を開こうとすれば
ミヤ君はいきなり
荒々しく唇にキスをしてきた。

「んっ…」

噛みつくような余裕のないキスをされ
舌を交わらせられれば
唾液が交わる厭らしい音が聞こえる。

「み、やくん、まって…」

玄関先でこんな事をするのは初めてだし
いきなりこんなに荒々しくされるのも
初めてだ。

私がどうにか胸を押して制止しようとするが
ミヤ君は私が逃げないように
抱き寄せる腕に力を込めている。