「ミヤ君がそんな事する訳ないでしょ!?」

私が凛に怒れば

「そう?でも姉ちゃん胸にキスマーク付いてたじゃん。それミヤ君が付けたんでしょ?
またそんなエロい格好してたら
強引にされるかもよ?」

…凛は面白そうにそんな事を言った。

…凛は寡黙でお兄ちゃんやお姉ちゃんと違って
そういう事はあまり言わないタイプだと思ってたのに、やっぱりお父さんの血が濃い。

…それより、

「何で、その事…」

キスマークの事、知ってるの…。

私が真っ赤になりながら口を震わせていれば

「この前脱衣所でたまたま姉ちゃんの下着姿
見て見つけたから。
ミヤ君もエロい事すんだな~って」

凛がシラっとそんな事を言い出して…

「…まさかそれでミヤ君を脅したの?」

私が恐る恐るそう言えば

「まぁね。でもちゃんと着いてきてくれたし
父さんにも兄貴にも言わないから。
それに本当に姉ちゃんとミヤ君の事を思って
ここに連れてきてあげたのは本当だし」

…凛の言葉に思わず黙り込む。

私達の事を思ってくれてるのはありがたいけど
脅して連れて来るなんて正気じゃない。

ホントにこの弟は世話が焼けるし
何よりミヤ君にまで迷惑かけて
本当に申し訳無さすぎる。