そう思っていれば


「市川さん、花音、おはよう」


再び誰かに挨拶をされ、顔を向ければ


「あ、ミヤ!おはよ。今日は早いね!」


中さんは親し気な口調で
挨拶をしてきた男子に話し掛ける。

「"今日は"って何だよ。
俺だってたまには早く来るよ」

「そう?昔からいつも遅刻ギリギリにしか
来てなかったのに成長したね?
ま、ミヤを起こしてから学校に行く手間が
省けて良いけど」


とても親しそうに話す中さんと
ミヤ君こと…四条(しじょう)都(みや)君。

中さんと四条君は家も近所で
幼い時からの幼馴染みらしく…

クラスも一緒で
仲良く話をしてる所をよく見掛ける。