「えっ!?私の家…!?
全然楽しくないけど、」

「だって不良家族なんでしょ!?
しかも男が多いんでしょ!?
菜美の家族なら絶対皆イケメンだろうし
私にも出会いがあるかも!!」

…花音にもこの前私の家族が不良だと
恐る恐る真実を伝えた。

すると花音は引くどころか

"えっ!!何でもっと早く言ってくれないの!?
私めちゃくちゃ不良大好きなんだってば!!
えっ!?もしかして市川って事は菜美は
あの有名な不良グループトップの市川永さんの
妹って事!?ヤバい!!
菜美、出会ってくれてありがとう!!"

…と、それはもの凄く興奮しており
なぜか市川の名で知られる不良グループの
存在も知っていたらしい。

「永さんは彼女いるらしいから無理だけど、
他の弟君とかは?どうなの?
菜美と歳が近い弟君は何歳?」

「…えっと、中学2年生かな、」

それこそ、この前ミヤ君の事がバレる発端
となった主要人物の凛だけど…。

まぁ…良い子だけど、性格がちょっと…

「…でも弟達も皆ほとんど彼女がいるよ」

私がそう言えば

「いや!まだ狙い目があるかもしれないし!
年上の女アピールして口説けば落ちるかも!」

花音はなぜか諦めようとしない…。

「それに!私が市川家とお近づきになれれば
私を使ってミヤともっと堂々と遊べるし、何ならダブルデートとかお泊まりとかも出来るかもしれないよ!!」

花音はそう言ってミヤ君を見た。