月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



"ルナはあの男の子が気になるんでしょ?"

家に帰り着き、部屋であの男の子の事を考えながら編み物をしていると
響さんに後ろから抱き締められ…


"…分かりますか?"

私が苦笑いすれば

"ルナの表情見てたら分かるよ。
他の子供達と話してても、自然と目線が
あの男の子の方にいってたし"

響さんも"確かに俺もあの男の子気になるよ"
とは言ってくれたけど


"でも…心の傷は凄く深そうだよね。
もう物心はしっかりしてる年齢だし。
俺達で引き取るとしても…ヤクザの家系だから
大丈夫かな"


響さんもどこか悩んでいるようだった。