追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「…ごめん。寝苦しかった?」

響さんは私がずっと抱き締められていたから
苦しかったのかと思ったみたいだったが
私は首を横に振った。

「…そんな事ないですよ。
突然少し具合が悪くなっただけで…
もう大丈夫ですから」

私が笑えば

「…花、まだ時間あるから寝といて良いよ。
俺飲み物取ってくるから」

響さんは私の頭を優しく撫でると
ベッドから下りて冷蔵庫に向かった。