追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

…終始イチャついてる姉ちゃんと啓さん。

きっとこの後は俺の知らない
…大人の世界に入るのだろう。

俺にもいつか愛せる彼女が出来るだろうか。
そんな事を思いながら2人を微笑ましく見つめ

「じゃあ、俺帰るから。
姉ちゃんまた明日ね」

俺がそう言って背を向ければ
「海斗」と姉ちゃんの声がして
ピタリと立ち止まれば


「…私はずっと海斗の味方だからね」


姉ちゃんにも優しく言われ
俺は背を向けたまま少しだけ頷きながら
また歩き出した。