追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

…姉ちゃんの望む幸せ。

姉ちゃんは母親の残した借金を返す為に
働いてきた時も

俺の前で苦しそうな顔は一切見せなかった。


"海斗が元気に傍にいてくれたら
それだけで嬉しいから"


本当に嬉しそうな表情をしながら
家事も仕事も完璧にやっていて…

自分の身体を売ってまで
借金を返していて辛かったはずなのに


"海斗は最近学校どう?
何か悩み事があればすぐ言ってね"


姉ちゃんはずっと俺の事ばかり考えていた。