追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「仕返しだよ。
若だって俺の前で
柚月に甘い声出させてたんだから」

啓君は甘く笑うと


「それにもう素直になるって決めたし。
仕事はちゃんとするけど、柚月との時間まで取られたくないから。
仕事もそれなりに終わらせたら
…これからはちゃんと家に帰って
柚月と毎日会いたい」


そう言って唇にキスをした。