「…それって、
私がタトゥーを入れた宮下に犯されたから?」
「…柚月は絶対にトラウマだろうから
俺がまだ柏木組に入りたての時、
若に入れるように言われてたけど…
それは出来ないって上手く断ってた。
若は最初は納得いってなくて
何度も入れるように言ってきたけど…
俺がちゃんと仕事をこなしてたら
あんまり言わなくなったよ」
「…啓君、」
「…俺、どんだけ柚月の事想い続けてたんだって話だけどな。しかも堂々と身体見せたいとかめちゃくちゃエロいし…。柚月はこんな事言われても困るよな…。ごめん、こんな話して、」
私は気付けば啓君に抱き着いていた。
「…柚月、」
啓君はびっくりしていたけど
「啓君、私…そんな事言われたら
嬉しくて泣いちゃうよ…。
ずっと待っててくれてありがとう…」
私が泣きながら啓君に抱き着いていれば
「…ホント遅いよ、柚月。
俺、ずっと待ってたんだからな」
啓君も抱き締め返してくれた。



