追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

私は黙ったままベッドに上がり
啓君を見つめていれば

「…柚月、どうしたの?」

啓君は不思議そうにしていた。


「…啓君って、何でタトゥー入れてないの?」


私が啓君の目を見つめて聞けば
啓君はその質問に少し戸惑っていた。


「…柚月は、普段天然なのに
たまに鋭い事を聞くよね…」

「だって気になるよ…。
柏木組の為にずっと頑張ってる啓君こそ
すぐ入れそうなのに…どうして?」

「…こんな事言ったら
柚月に引かれるかもしれないけどさ、」


啓君は顔を赤くしながら
私の頬をなぞると