「その…だから、私…言ったんです」
「うん…なんて?」
「その…い、今、付き合ってる人がいて、
その人優しい人で代わりに全部借金を返してくれたからって…」
「…え、」
「…貯金も、ほとんど響さんから貰ったお金だけど、それは言えないのでちゃんと私が稼いで貯めた分があるから高校に行って良いよって言っちゃって…」
「…」
「…海斗にこんな事言って、
良かったのかなって…ちょっと響さんにも
相談したくて…」
私がそう言って響さんの方を見れば
なぜか響さんは顔を赤くしており…
「…え、どうしたんですか?」
私が不思議に思いながら聞けば
「…いや、だって、花、
俺と付き合ってるって、海斗君に言ったの?」
「え…あ、それはそのっ…」
「しかも優しい彼氏とか…言ってくれたの?」
「それはっ…
そう言った方が海斗も安心するかなって、
響さんの事、優しい、と思ってるのは本当ですけど…」
私まで何となく顔が熱くなり
タジタジになっていれば
ソファに座ったまま
またぎゅっと抱き締められた。
「うん…なんて?」
「その…い、今、付き合ってる人がいて、
その人優しい人で代わりに全部借金を返してくれたからって…」
「…え、」
「…貯金も、ほとんど響さんから貰ったお金だけど、それは言えないのでちゃんと私が稼いで貯めた分があるから高校に行って良いよって言っちゃって…」
「…」
「…海斗にこんな事言って、
良かったのかなって…ちょっと響さんにも
相談したくて…」
私がそう言って響さんの方を見れば
なぜか響さんは顔を赤くしており…
「…え、どうしたんですか?」
私が不思議に思いながら聞けば
「…いや、だって、花、
俺と付き合ってるって、海斗君に言ったの?」
「え…あ、それはそのっ…」
「しかも優しい彼氏とか…言ってくれたの?」
「それはっ…
そう言った方が海斗も安心するかなって、
響さんの事、優しい、と思ってるのは本当ですけど…」
私まで何となく顔が熱くなり
タジタジになっていれば
ソファに座ったまま
またぎゅっと抱き締められた。



