追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「か、可愛いとか言わなくて良いから、
今から身体洗うからあっち向いてて…」

「見てたらダメ?」

「絶対ダメ!!」

身体を洗う所なんか見せられる訳がない。

…デリヘル時代は他人の男の人とお風呂に
入ってたりもしたけど、
啓君の事を思い出し好きになってしまった今、

他の男の人とお風呂に入るのは
もう出来ないだろうし…
それに啓君に身体を見られるのが
こんなに恥ずかしくなるとは思わず…

「分かったよ。あっち向いとくから」

啓君は笑いながらそう言って
私に背を向けてくれた。