追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

…海斗とは仲良く話せてはいるけど
やっぱり高校生にさせてあげたいな…
とは思っているけど

でも海斗はもう、
高校の話題を出して欲しくはない
みたいだから難しい。

まだもう少し時間があるから
何とか落ち着いた時にちゃんと
もう一回話してみようかな…と色々考えながら
今日も屋敷で昼ご飯の準備をしていれば


「いい匂いですね~。
めちゃくちゃお腹空きました」


そう言いながらキッチンに入ってきた涼さん。