「啓君…大好きだよ」 私も微笑んで改めて告白すれば 「…俺も柚月の事が 出会った時からずっと好きだよ」 啓君もそう言ってくれて 凄く温かい気持ちになった。 「…もう過去の事は 無理に思い出さなくても良いよ。 今から俺との楽しい記憶を作って 嫌な記憶を上書きしていけばいいから」 啓君は優しく笑ってそんな事を言ってくれた。