追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「…そ、そうだったの?
私…全然気付かなかったよ」

…2人共、昔からそんなに私を想ってくれて
いたなんて、知らなかった。

「まぁ…ゆづは昔から素直だけど
無自覚に人を好きにさせる所があるから
俺らもかなり翻弄されたよね。
…だからデリヘルでも無自覚に煽って
結構お金稼げてたんじゃないの?
ホント…嫉妬で狂いそうになるね」

響さんは怖い笑みでそう口にした。

…それはまるで
ホテルで私を脅していた頃のような笑み。

「…ごめんね。
もう、響さんを煽る事はしないから…」

私が恐る恐るそう言えば

「俺は煽らないって事は
啓の事はずっと煽り続けるんだ?
ゆづ、本当に悲しいよ。
俺を振ってまた傍から離れる上に
今度は啓とだけ仲良くして隠れてイチャイチャするつもり?」

響さんはまた怖い笑顔でそう言うと