「なんだ、啓。
いつまでゆづの手に触れてるんだ。離せ。
お前はさっさと組長の所に行って
今までの事を自分の口から全部説明してこい」
響さんは私に話す時とは大違いの低い声で
啓君にそう言っていたが
「…え、あ、すみません。
でも…柚月を若の部屋に2人というのはその…」
啓君は響さんの不機嫌なオーラに萎縮しながらも、私の手を離さずにいれば
「啓、お前はまだ素直になれないのか。
"柚月は俺の女だから絶対に手を出すな"
…とでも言いたいんだろ?」
響さんは不機嫌そうだけど
どこか呆れた様子で少しだけ笑った。
いつまでゆづの手に触れてるんだ。離せ。
お前はさっさと組長の所に行って
今までの事を自分の口から全部説明してこい」
響さんは私に話す時とは大違いの低い声で
啓君にそう言っていたが
「…え、あ、すみません。
でも…柚月を若の部屋に2人というのはその…」
啓君は響さんの不機嫌なオーラに萎縮しながらも、私の手を離さずにいれば
「啓、お前はまだ素直になれないのか。
"柚月は俺の女だから絶対に手を出すな"
…とでも言いたいんだろ?」
響さんは不機嫌そうだけど
どこか呆れた様子で少しだけ笑った。



