追憶の愛情~想い出せない貴方へ~



「柚月っ…!!」 


強く抱き締められてて顔は見えないけど
…その腕と私を呼ぶ声は啓君のもので、

…啓君が打ったの?

どうして啓君、銃を…。
さっきこの男に取られたはずじゃ、

私は何が起こったのか分からず
唖然としていれば
今度は「啓さん、柚月さん!!」と、
焦った声が聞こえてきかと思えば

「涼…お前なんでここに、」

啓君はそう言って少し驚いた声を出していた。