追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「わ、私をまた犯すの…?
そんなに、私が…憎いの…?」

私がそう聞けば

「別に君は憎くないよ?
ただ…若と啓に恨みがあるだけ。
あの2人、俺よりずっと年下なのに
役職付いてて生意気なんだよね。
…俺は柏木組で上に立ちたいんだよ?
そしたらもっと組長とも近付けて
組の金も自由に使えて好き放題出来るしね…」

その男はニヤリと笑うと

「君は、ただの脅しの道具。
まさかまたこんな形で出会えるなんて…
本当に運命って残酷だよね?
まぁ…また俺との行為をまたトラウマにして
若から離れてくれたらそれで良いから。
そしたら若ももう終わりだよ。
愛する女が自分のせいで犯された記憶に
ずっと苦しめばいい」

そう言って私の首に顔を埋めてきた。