追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「あ、啓さん。お疲れ様です」

俺が挨拶すれば

「…涼、今帰りだったのか。お疲れ」

いつもより元気が無さそうな啓さん。
気のせいだろうかと思いながらも

「啓さん、何かありましたか?」

俺が心配になりそう聞けば

「…何でもない。大丈夫だよ」

そう言いながら啓さんも玄関を上がった。