追憶の愛情~想い出せない貴方へ~



響さんの部屋に取り残された私と啓君。

私ははだけたシャツを直し
ボタンをはめようとするが
手が震えて中々上手くはめられずにいた。

先ほどの響さんとの行為を思い出し
嫌な記憶がまだ頭を支配してる現状に
思わず涙が溢れてしまっていれば


「…何やってんだよ」


啓君はポツリと呟くと
私が座るベッド脇の目の前に立つと

屈んでボタンを1つ1つ閉めてくれた。