追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「…え?でも、」

啓君は戸惑ったような声を出せば

「お前に用があって呼び出したんだよ。
すぐ終わるから。啓、そこにいろ」

響さんはそれだけ言うと
また私の頬や首にキスをし始めた。

「響さん、」

私も戸惑いながら名前を呼べば

「だから"ひーくん"って呼んでよ?
ほら、ホテルの時みたいに
…甘くて厭らしい声を聞かせてよ」

そう言われたと同時に
首筋にくすぐったいキスを落とされていく。