追憶の愛情~想い出せない貴方へ~



響さんは私と部屋に入ると
ベッドの上に促しぎゅっと抱き締めてきた。

「…久しぶりにゆづに触れるね。
ゆづの香り…落ち着く」

そう言って私の首もとに顔を近付ける響さん。

「…響さん、くすぐったいよ」

私が微笑めば

「…ゆづは本当に可愛いね?大好きだよ」

そう言って額や頬にもキスをしてきた。