「…私の事嫌いになったの? 啓君の事忘れたから…? それとも何も思い出せなくて …響さんの事を好きになろうとしたから?」 私も泣きそうになりながらそう言えば 「…あの日、柚月が犯されそうになってた時… 俺は柚月が泣きながら奴に身体を触れられてる所を窓から見たんだよ」 啓君の突然の発言に私は目を見開いた。