追憶の愛情~想い出せない貴方へ~



私がそう言った瞬間だった。


啓君は私の手を勢いよく掴むと


「…全部柚月の為だろっ!?」


感情が爆発したように私と両手を絡ませながら

力強くベッドに押し倒してきた。