追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「え…、?」

私は思わず声を漏らした。

「…どうかされましたか?
やはりどこか体調が…」

啓さんは再び心配そうに聞いてきたが
私は「…いえ、大丈夫です」
と、首を横に振れば

「そうですか。良かった」

啓さんはホッとしたように笑った。