追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「おねが、もう、やめてくださ、」

私が身体をガタガタ震わせていれば


「…花さ、いや、」


啓さんは私を"花"と呼ぼうとしてきたが
怯えた私を見て辛そうな表情を浮かべると

少しだけ身体を離して
真剣な表情で目を合わしてきたかと思えば


「…柚月、俺がずっと傍にいるから」


…突然そんな言葉を言った。